こんばんは。そして、こんにちは。
ヒクシポワタの橋本と申します。
今日から、少し続き物でお届けしようと思います。
大げさなタイトルですが、内容はいたってシンプル。
「日本人と、自分たちの深さ」というテーマです。
突然ですが、一つ聞かせてください。
皆さんは、外国人が日本に来て感動している動画を見た
ことがありますか?
電車の時刻通りの運行、ゴミが落ちていない街、
礼儀正しさ、お辞儀する丁寧さ、
見ず知らずの人への気遣い、食事の美しさとうま味。
「信じられない」
「こんな国が存在するのか」
そんなコメントで溢れています。
……ちょっと待って、と思うんですよ。
日本人はなぜ、
自分たちがそれほど凄いと思っていないのか。
むしろ「日本はもう終わり」「創造性がない」「島国根性」ーー
ういう言葉の方がパッと浮かびやすかったりしませんか?
私はずっと、これが引っかかっていました。
少し前のお知らせで、「國史と日本史」の話を書きました。
(まだ読んでいない方は、ぜひそちらも)
あれを書いてから、もっと広い話をしたくなりまして。
「日本史」という名前の話だけじゃなく、
私たちが自分たちの深さを知らないようになった構造が、
いくつも重なって存在している。
そのことに気がついてしまったので、
書かずにはいられなくなりました\(^O^)/。
少し想像してみてください。
世界に200年以上続く企業は約5,000社。
そのうち3,000社は日本にあるんです。
日本最古の会社は、西暦578年創業の金剛組。
寺社を建て続けた宮大工の会社です。実に1,400年以上。
京都には、400年を超える「家」がざらにある。
「200年では若い家ですね」と言われる文化がある。
これ、世界的に見て普通じゃないんです。
なのに、日本人はこれを「まあそんなもんでしょ」と受け取りがちです。
なぜでしょうか。
もう一つ、不思議なことがあります。
外国人が日本で驚くもの??
礼儀正しさ、清潔さ、勤勉さ、人への気遣い、調和。
これ、学校で教わりましたか?
違いますよね。
「いただきます」「ごちそうさま」「お中元」「お歳暮」「お返し」。
挨拶、言葉遣い、所作ーー全部、家で、親から教わった。
不思議なことに、ほぼ全ての友達も同じでした。
学校が一緒でも違っても、地域が多少変わっても。
なぜ、誰かが統一したわけでもないのに、これが可能だったのか。
ここに、実は途方もない何かが隠れているんです。
外国の研究者がよく言います。
「日本人には宗教観がない。なのになぜこれほどまとまれるのか」と。
でも違う。
宗教観がないのではなく、宗教的な概念を意識する必要がないくらい、生活に溶け込んでいる。
「いただきます」の一言に、食材への感謝、
作ってくれた人への感謝、命をいただくことへの感謝が全部入っている。
これ、十分すぎるくらい宗教です。 ただ看板を立てていないだけで。
外から見ている人の方が、見えていることがある。
そういうことが、日本にはたくさんあります。
このシリーズでは、そういう話をゆっくり重ねていきます。
怒りを煽りたいわけでも、誰かを責めたいわけでもないです。
ただ、気づいてほしい。
気づいた瞬間、みなさんの内側にある何かが動き始めると、
私は本気でそう思っているので。
封印解除、です。
次回は「『日本史』という名前に仕掛けられたもの」をお届けします。
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お読みいただきありがとうございました。
また、お目にかかりましょう。